Background背景・経緯

「無課金で有料支援」が事業のコンセプトの"推し活"新規事業を立ち上げるに際し、サービスLP制作の依頼がありました。
検証フェーズの事業ということもあり、LPローンチまでのスピード感を持ちつつ、どれだけビジュアル的なインパクトを与えつつクオリティを担保出来るかが鍵になる、と考えました。

事業責任者が20代半ばで初めて手がける事業ということもあり、いちデザイナーの域からより事業の核に入り込む立ち回りが必要と考え、壁打ちなどを繰り返し行いサービスとしてのコンセプトや方向性を一緒に固めていきました。

• ■狙うターゲット層：OSUYOを利用するか迷っている
• ┗推し自身がOSUYOへの参加を表明しているが、現時点ではお金の問題で購入を諦めているコンテンツはない（過去にはあった）
  もしくは推しがOSUYOに参加しているかは分からないが、購入したいコンテンツがありお金の問題で購入できていない層。

また、大前提としてOSUYOというサービスが、どのような未来を提供したいのかというゴールを改めて見据えるためのブレストも行いました。
当初、事業責任者としては「ファンに無課金でクリエイターの有料コンテンツを購入してもらう」というコンセプトでLPを制作してほしい要望がありました。そのため"無料で利用できる"ことを推そうとしていました。
しかし私は、ファンは金額の多寡で推しを見ない、ファンの推しへの愛はそういう尺度で計るものではないと考えました。

その観点で議論した結果、事業コンセプトは私の提示した方向性にて軌道修正をすることとなりました。
その際には、私の提案した【"無償"の愛で、推しを応援する】【さあ、思う存分ファンを楽しもう】というキャッチコピーを、サイトのファーストビューに採用することも決まりました。

Missionミッション

上記でブレストした前提条件を踏まえ、事業責任者にサービスコンセプトや達成したいゴール、狙うターゲット層などをヒアリング。
その内容を起点にまずはテーマカラーやテイストなどを膨らませ、複数のイメージボードを用意しました。事業責任者側と方向性の目線合わせを行い、後の工程での齟齬をつぶすためです。

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サービスの目指すところに沿うサイト設計と、ビジネスサイドの嗜好をそれぞれ汲み取り、その落としどころを探っていきました。